毎週日曜日と祭日に年中無休で開かれるこの蚤の市、一日の来客数2万人だとか。ラティーナ地区(La latina)とカスコロ広場(Plaza de Cascorro)というマドリードの南の方の一番古い地区で開かれる。ラストロの始まりはなんとも15世紀にもさかのぼって(意欲に燃えるコロンブスのことを考えるとそんな頃から!?ってびっくりじゃない??)年に一回開かれていた家畜、農具市が時代を経るにつれ次第にそれ以外のものも売られるようになって18世紀には不要なものを交換したり、売買する市になったといわれる。
メインストリートは「皮なめし屋岸通り」(Ribera de Curtidores)と呼ばれるとおりで、多分ここら辺に昔はたくさんの皮なめし屋があったからだと思われる。11時頃にいったらもう人でいっぱいで竹下通りもびっくりの人人人。そりゃココ以外お店何もあいてないからマドリード中の人がここに集まっちゃったんじゃないかと思える程。(でもスペイン人は散歩が好きな民族で、お店が開いてなくてもグラン・ビアなどの大通りはいつも人でいっぱい)なんでも売っていて、しかも陳列の仕方が雑で安くて、何これ?ってあきらかに不良品ちっくな骨董品とか売ってるところがメキシコのティアンギスにそっくり!一部の商品は”バスから落ちたもの”(caídas de camión)と呼ばれつまり盗んできてここで売っているらしい。これもメキシコにそっくり。違うところはラストロは子供が店番していることがあまりない、音楽があまり流れていないこと(メキシコはそこら中で流れている)、一応カテゴリーに分かれて似たようなものを売っているお店は並んでお店がでていること。

なめし皮岸通り
スペイン人だけではなく中南米(と思われる)人もたくさんお店を出していて、ルチャ・ドール(メキシコのプロレス)のTシャツやフリーダ・カルロ(メキシコ画家)のバック(コヨアカンが売ってるやつ)とかも手に入る。メキシコよりは値段が全体的に高いんだけど。

下着屋。上にTバックが売ってるけれどそんなに伸ばして売たなくったってねぇ・・・

友達。寒いので手袋買ってます。しかしこの汚い陳列の仕方!
ここの地域はちょっと治安が悪いことでも有名で、スリもたくさん、今日も警察がたくさんいたにもかかわらず「携帯電話でしゃべってたら変なおとこがポケットに手をつっこんできてすられた!」なんてものすごい顔して警察に訴えている人も見た。
そんな私は来客用にほしかったスリッパを2ユーロでゲット。その後買う予定になかったピーラーを3ユーロでゲット。日本のデパートみたく「こ〜れ〜がっすごいんですよ、セニョーラっ!」なんて実演販売してるからちょっと見てたら声かけられて、このすごさを証明するために実際に人参皮むいていいっていうからむいてみたらこれがすごい!スパスパ人参の皮が力なくむけるではありませんか!ちょっと感激した私はかなりの笑顔だったらしく「セニョリータ、そのピーラーはあなたの素敵な笑顔をいつももたらすんですよこのピーラーで無駄をなくして、貯金を増やしもっと笑顔に!」なんて口のうまいこといわれて、私も私でつい買ってしまった・・・。どこの主婦だよ。
そして他に気になったけど買わなかった売り物といえば!
porque no te callas !?とベネズエラ大統領ウゴ・チャべスに叫んだフアン・カルロス1世スペイン国王グッツ!(何の話さ?って人は
11月21日日記参照)

Tシャツ
そして!よく見てほしいこの柄!フアン・カルロスらしき鼻のでかいキャラクターの横に書かれた文字は”
Pogque no te callas"。本来なら"
Porque no te callas"なのに!これはフアン・カルロス国王がこのようにしゃべるから、そういう風に書いたそうです。
私にはまだよく分からないけど、国王は鼻にかかった声でピホ(スペイン・スラングでお高くとまってるボンボンという意味。メキシコならフレサ)な話し方をするからだそう。
他にもCDを発見。しかも目玉商品だったらしくフアン・カルロス国王を真似た鼻声、発音でちょっと音痴めに(国王が音痴なのかは謎)「ウゴ、ウゴ、チャべス〜 君は黙ったらどうなんだね!?」というどうしようもない音楽がずっとリピートで流れてるし!国王を称えてるんだが馬鹿にしてるんだか分かんない!
古着やフリマが好きな人はラストロは行く価値があるかもしれない。でも、camcanとかが好きなピホの人にはあまりお勧めはしません。
そして!明日は12月31日!!!
風邪ひかないように、おそばいっぱい食べてよいお年をー!